「ドレス、ですか。あのバーでドレスを着たむつみさんがいたらって想像してしまいました」
「いわくつきな話をいまさら蒸し返しますか」
「いえいえ。僕もあのバーには苦い思いがあるんで。むつみさんと同じで」
そういうと所長は目を細めて笑った。
どういうことですか、と質問したかったけれど、駅の北側にあるショッピングモールへ行ってみましょう、と近くのロッカーにスーツを預けた。
駅から数分のところにできたショッピングモールにつく。
買い物客が多く、所長と私の間に割り込むように男女の若いカップルが入ってきて体がぶつかりそうになる。
所長は私の腕をとって、空いたスペースへ連れ出してくれた。
「大丈夫、ですか?」
所長は心配そうに顔をこちらに向けている。
「大丈夫です。心配かけちゃってすみません」
「ちゃんと僕がむつみさんをみてなかったのがいけなかったんで、あやまらないでください」
そう所長は言うと、やさしく微笑んでくれた。
やさしい言葉に一瞬自分のガードがはずれそうになったけれど、すぐに気持ちを切り返した。
「いわくつきな話をいまさら蒸し返しますか」
「いえいえ。僕もあのバーには苦い思いがあるんで。むつみさんと同じで」
そういうと所長は目を細めて笑った。
どういうことですか、と質問したかったけれど、駅の北側にあるショッピングモールへ行ってみましょう、と近くのロッカーにスーツを預けた。
駅から数分のところにできたショッピングモールにつく。
買い物客が多く、所長と私の間に割り込むように男女の若いカップルが入ってきて体がぶつかりそうになる。
所長は私の腕をとって、空いたスペースへ連れ出してくれた。
「大丈夫、ですか?」
所長は心配そうに顔をこちらに向けている。
「大丈夫です。心配かけちゃってすみません」
「ちゃんと僕がむつみさんをみてなかったのがいけなかったんで、あやまらないでください」
そう所長は言うと、やさしく微笑んでくれた。
やさしい言葉に一瞬自分のガードがはずれそうになったけれど、すぐに気持ちを切り返した。

