たった一人の王子様

ガッチリしてなくて、でも
ぽわーんと、浮いてるような気分でもなくて。

ザワザワ……

いつものように騒がしい…
学校。

いつの間にか、着いていたんだ。

「おはよー」
「夏休みどこ行くー?」

なんて、会話がいろんなところから
聞こえてくる。

革靴から、上履きに履き替える。

すると、また声をかけられた。
「よー、美夜ちゃん」