たった一人の王子様


勢い良く立ち上がって、
帰ろうとする私。
そんな私を呼び止めた…

「一緒に帰ろー?」

優輝。
猫っ毛を揺らしながら、首を傾げる。

一緒に帰ろうって!

小学生の頃は、よく3人で一緒に帰ってたけど。
「えー」
「よく一緒に帰ってたでしょ」
それは、昔のことで!