2日後、また私はショッピングモールに出かけた。



別に何をするわけでもなくぶらぶらと。



だってどうせ家にいたって何もする事ないんだもん。


もちろんミオからもらったネックレスを付けて。





「あれぇ~そこにいるのは入船さんじゃないですかぁ~?」



後ろから声がした。


………やな予感。




ゆっくり振り向いた。





「ゆ……祐司先輩。」