ガリ勉くんの秘密。



背中から急に何か暖かいものが私を包み込んだ。


ミオ………?


「どこ行くんだよ………。」


耳元にミオの暖かい息がかかる。


「どこって……帰るんだよ。」


「どうして?」


「どうしてって……。」


言わなきゃだめ?

「まだ話の途中なのにどこいくんだよ。」


途中って……。

あれの先に言われることなんてわかってる。


だからミオから離れてきたのに。


「だから……私とは…ただの友達でいてほしいってことでしょ?」

「………誰がそんなこと言った?」


私を包み込んでいる腕が強くなる。