「いやだ!助けて!お願い!誰かぁぁぁ!」 捕まった子供は必死に助けを求める。 他の子供たちも周りの大人たちもなぜか足が動かない。 「うぇーん!誰か蘭ちゃんを助けてよ!」 子供たちは必死に助けようと泣き叫ぶ 『さようなら。フフフ、泣き叫んで、闇に落ちればいい。』 魔物はそう言って子供をそのまま連れ去った。 「「「「「蘭ちゃーーーーーーーーん」」」」」 そこで子供の頃の記憶は終わった…