「っあ~。ルカ、林君、……春日おはよ!」

「「「おはよ~」」」

どうしても春日に目がいってしまう。

 ツルッ! 
 「きゃあ!!」

私はすべってしまった。

トン
 「大丈夫?」

「か……春日!大丈夫だよ。ありがと…」

はぁドキドキしたぁ。やっぱり私春日のことが好きなのかな?


キーンコーンカーンコーン

「さくらっ今日は屋上でお弁当食べよ!!」

私はルカと屋上に行った。

「へぇへぇはっぱりさー、あくらってはふはのこと…」

「ルカ!食べながらじゃわかんない!!」

「ごめんごめん。やっぱりささくらって、春日のことがすきなの?」

「うーん……そうじゃないような、そうなような…」

私は気持ちがばれないように、こう誤魔化した。

キーンコーンカーンコーン


放課後ー

「さくらっ!」

「春日!どうしたの?」

「一緒に帰ろうと思って!!いい?」

「うん。いいよ!」


私達は少しの間、沈黙のまま歩いた。

「春日ってさーどんな女の子がタイプ?」

「うーん……さくらみたいな子!!かな?」

ドキッ!どうしてそんなこというのよ……。心臓もたないじゃない!


私はその夜ドキドキして眠れなかった。