「春日 弘君はどこですか!?」

「105号室です。」

105…105…105…あった!!

「弘!!」

「さ…くら…。」

「弘!?大丈夫??」

「さ…くら…ご…めん…な。いっしょに……いようって…約束した…の…に…。」

ピ---

105号室に不快な音が鳴り響く。

「弘…弘…?」

「残念ながら…」

私は医者の声も聞かず叫んだ。

「弘ぉぉぉぉー!!」

私はその場で泣き崩れた。



私の一番大事な人がいなくなった。


もうあの笑顔は見れなくなった…