「美優花が無事なら、それでいい」 悠の温かい体温が私の体に伝わってくる。 それが妙に苦しくて、息が詰まる。 「....美優花さ、朝倒れたんだ。 疲労だって。あんま無理するなよ」 優しくて、消えてしまいそうな悠の声。 あまり、悠からこういう優しい言葉をもらった事がないから少し戸惑ってしまう。 「そうなんだ」 「倒れた美優花を誰かが運んでくれたらしい」 ーーーーきっと、いや。絶対にそれは斗真だ。 斗真と一緒に居たことが悠にばれなくてよかった。