不器用な彼の愛し方《番外編完結》



「ケーキ!ケーキ!ママ早く!」

ご飯を食べ終わり、花が目をキラキラさせながら私を見てくる。




「待っててね、今持ってくるから」



ケーキにろうそくを立てて火をつけて
二人の元へ運んでいく。




斗真と目を合わせて


「「花、真央、お誕生日おめでとう」」


そう言うと、二人とも満面の笑みを浮かべて
ろうそくの火を消した。







「ケーキ美味しいね!イチゴ美味しいね!」

誰よりも先にケーキを食べだした花は
とっても幸せそうだ。




「美味しい!」

真央もパクパクと美味しそうにケーキを食べている。





こうやってみると、花と真央の笑顔はよく似てる。





大きくなったらどんな子になるのかな。

どんな夢をもつんだろう。

何歳になっても幸せでいてほしいな。





ぐるぐると頭を駆け巡る二人への想い。


私が小さい時、家族からの愛をもらえなかったから





だからその分、ううん、その倍






ーーー…この子達を愛していきたい。