「ラッピングしよっか!」
紗江ちゃんが持ってきてくれた
ラッピング用の箱にチョコケーキを入れていく。
「「凄いね!売り物みたい!」」
杏奈と杏里がそう口を揃えて言うものだから面白くて思わず笑ってしまう。
「斗真くんきっと喜ぶね」
「そうだといいなあ」
早く渡したい、早く食べてもらいたい。
その一心で百合達に見送られながら家に帰った。
夕方になり少し早めに夕飯の準備を始める。
気合入れすぎてひかれるのは嫌だけど
せっかくのバレンタインだし、ご飯にも力を入れたいというのが本音。
浮き足立った気持ちで準備をして
たまに冷蔵庫を覗いて
チョコケーキを見てニヤつく。
ちょうど夕飯ができた頃
鍵を差し込む音が聞こえて急いで玄関に行く。
「おかえりなさい」
ニコニコする私をみて
「…なんか機嫌いいな」
そう笑う斗真。
バレンタインだもん、と心の中で返してみるけれど
恥ずかしいから口には出さない。
そして鞄を受け取る時に気付いた。
「…今日荷物多いね?」
「…貰った」
「貰った?」
「あぁ、バレンタインだからって」
そう言われて鞄をよく見てみると
中に入っていたのはたくさんのチョコで。
「…大量だね」
思わず苦笑してしまう。
貰ってくるだろうとは思っていたけど
ここまで多いとは思ってなかった。
この中にいくつ本命が入っているんだろう…。
「断ろうと思ったけど
会社の人だしそういうわけにはいかなかった」
「うん、わかってるよ。
ちゃんと全部食べてあげてよ?」
そう笑って言う。
こんなことでうじうじ拗ねてたら斗真が困るから。
「…あぁ」
ちゃんとわかってる。
人付き合いは大切だもの。
それに、チョコを受け取らないで、
なんてそんな酷なこと言えるはずがない。
きっと、ほとんど義理。
そう言い聞かせてご飯をテーブルに並べた。
紗江ちゃんが持ってきてくれた
ラッピング用の箱にチョコケーキを入れていく。
「「凄いね!売り物みたい!」」
杏奈と杏里がそう口を揃えて言うものだから面白くて思わず笑ってしまう。
「斗真くんきっと喜ぶね」
「そうだといいなあ」
早く渡したい、早く食べてもらいたい。
その一心で百合達に見送られながら家に帰った。
夕方になり少し早めに夕飯の準備を始める。
気合入れすぎてひかれるのは嫌だけど
せっかくのバレンタインだし、ご飯にも力を入れたいというのが本音。
浮き足立った気持ちで準備をして
たまに冷蔵庫を覗いて
チョコケーキを見てニヤつく。
ちょうど夕飯ができた頃
鍵を差し込む音が聞こえて急いで玄関に行く。
「おかえりなさい」
ニコニコする私をみて
「…なんか機嫌いいな」
そう笑う斗真。
バレンタインだもん、と心の中で返してみるけれど
恥ずかしいから口には出さない。
そして鞄を受け取る時に気付いた。
「…今日荷物多いね?」
「…貰った」
「貰った?」
「あぁ、バレンタインだからって」
そう言われて鞄をよく見てみると
中に入っていたのはたくさんのチョコで。
「…大量だね」
思わず苦笑してしまう。
貰ってくるだろうとは思っていたけど
ここまで多いとは思ってなかった。
この中にいくつ本命が入っているんだろう…。
「断ろうと思ったけど
会社の人だしそういうわけにはいかなかった」
「うん、わかってるよ。
ちゃんと全部食べてあげてよ?」
そう笑って言う。
こんなことでうじうじ拗ねてたら斗真が困るから。
「…あぁ」
ちゃんとわかってる。
人付き合いは大切だもの。
それに、チョコを受け取らないで、
なんてそんな酷なこと言えるはずがない。
きっと、ほとんど義理。
そう言い聞かせてご飯をテーブルに並べた。


