恥ずかしくて、でも嬉しくて、 仕返しだ!そう思って、今度は私から斗真にキスをした。 「その顔も私だけのもの!」 でもその仕返しは 「…当たり前」 倍の恥ずかしさで返されてしまった。 いろんな事があって、自分の人生が嫌になって 全てを投げ出してしまいたいと思った時もあった。 何でうまくいかないの? 何で幸せになれないの? なんで、なんで、 何回もそう思った。 でもね、私今、 ………とっても、とっても… 「ねえ斗真」