「誰がかっこいいだって?」
「え?」
急に頭をガシッと掴まれ、驚いて後ろを見るとそこにいたのは不機嫌そうな顔をした、斗真が立っていた。
「俺以外の男に可愛い顔見せてんじゃねぇよ」
少し怒りながらガシガシと私の頭を撫でる斗真が、少し可愛くて笑ったら
「笑ってんじゃねぇよ」
もっとガシガシされた。
ふと斗真の手が止まり、不思議に思っていたら
「…美優花、こっち向け」
そう言われ、斗真の方を見ると
「ん?ーーーー…っ!」
唇を、奪われた。
「その顔は俺だけのものだから」
そう意地悪そうに言った斗真。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…