昼休みになり、一通のメールが届いた。 「中庭に来て欲しい」 そのメールに従い中庭に行くと、そこにいたのはメールの差出人の 「…悠」 悠だった。 久しぶりに悠の名前を呼んだ。 私に気づいた悠は、少し気まづそうに笑っていた。 「…急にどうしたの?」 「……あいつと、付き合ってるって本当?」 悠にまで伝わってるんだ。 「うん、付き合ってる」 「………そっか。好き、なのか?」 「うん、好き」 「そっか、」 「うん」