不器用な彼の愛し方《番外編完結》


「…はい。乾いたよ」


乾かし終わった斗真の髪を一房掴んでみる。


ツヤツヤで全く痛いんでない綺麗な髪。



「ありがとな。」




そう言って微笑む斗真に、微笑み返そうとした時。


”バタバタ”という大きな音がして、そして階段を上ってくる音がした。




.....待って待って。

これってまさか......






ああ、足音が近づいてくる。


あ、これここに来るやつだ。


そう思った瞬間


”バン”という大きな音と共に扉が開かれた。



そこに立っていたのは


「た・だ・い・ま♡」


とんでもない美のオーラを放っている官能的な女の人だった。