「と、うま…?お風呂ありがとう」
あれから猛スピードで着替えて、脱衣所を出た。
リビングに斗真の姿がなかったから、斗真の部屋に向かうと部屋の端にあるソファーに座っていた。
「ん、…それより髪、乾かしてこなかったのか?」
斗真にそう言われて気付いた。
そういえば髪乾かしてなかった。
…でも、めんどくさいしいいや。
「めんどくさい」
私がそう言うと、斗真は少し顔をしかめた後ソファーから立ち部屋から出て行ってしまった。
そして数分後、手にドライヤーを持ち戻ってきた。
「そこ座れ」
そう指差されたのはさっき斗真が座っていたソファーで。


