「…った、」
体を床にぶつけてしまったようだった。
…また傷を増やしてどうする。
馬鹿すぎる。
自分にことごとく呆れていると、今度は別の所から"バン"という音が響いた。
この音、まさか。
ゆっくりと音のした方を見てみれば焦ったように私を見ている斗真の姿があった。
「…っ何があった!?」
さっきの音を聞きつけた斗真が私に何かあったのではと思い駆けつけてきてくれたようだった。
.....いいんだよ。
斗真は悪くない。私が転んだからいけないんだ。
心配性の斗真のことだから、きっと私に被害がないか。そのことだけで頭がいっぱいなんだろうって事もわかる。


