不器用な彼の愛し方《番外編完結》


下着の替えとか持ってきてないから、洗濯機にかけてそれを着るしかないか。



お風呂に入ると、すでに浴槽にはお湯が溜まっていて、いつの間に入れてくれたんだろうと疑問に思いつつも湯船に浸かる。




ちゃぷんと音が響く。

深く息を吐けば少しだけ肩の荷が下りたような気がした。




お湯に映るのはあの人達と似ても似つかない顔。

きっとそれは、それだけ私がお父さんに似てたって事で。


…お母さんに似てたら何かが違ったのかな。
なんてありもしない事を考えてみる。




そういえば食事はどうしたんだろう。

洗濯は?掃除は?

やっているのだろうか。