不器用な彼の愛し方《番外編完結》


斗真に言われた通り制服を脱いでいく。


ブレザーを脱ぎ終わった後、リボンに手をかけようとしていた時、私の手を斗真が掴んできた。



「.....え、どうしたの?斗真」


何事かと思って尋ねてみるも、斗真は黙ったまま。


「斗真....?」



そしてもう一度呼びかけると



「...何でお前そう警戒心がないんだ」


少し起こっている表情の斗真。


.....警戒心?

....それよりどうして斗真は怒っているの?


私、何かした?


不安になって斗真を見つめると


「それは狙ってやってんのか」


と訳のわからないことを言い出した。