不器用な彼の愛し方《番外編完結》


ーーー......愛しい、?


え、....?


斗真の事が?


.........っえ。





私の思考が停止する直前に、お姉ちゃんが焦ったように声を上げた。




「ちょっ、ねぇ斗真君っ。美優花の事なんてほっといて私の部屋行こ?ね?」



斗真の腕を引っ張り無理やり連れてこうとするお姉ちゃん。



....お姉ちゃんと斗真が二人きりになるの?




そんなの、


そんなの....嫌だっ...!