不器用な彼の愛し方《番外編完結》


.....その私の予想は当たっていたようで。


お姉ちゃんは私から視線をそらすと、天使のような可愛い顔で笑って斗真を見た。



そして信じられない事を言い始めた。




「よかったぁ〜。そのクッキー私が作ったんだよ?喜んでもらえて嬉しいなぁ!」




.....え?

何言ってるの?


このクッキーつくったの私だよ?



お姉ちゃん、料理なんてまともにできないじゃない。


そんな私の言い分は口には出せなかった。



「昨日一生懸命作ったの〜!」


あたかも自分が作ったように言うお姉ちゃんを見て、私が何を言っても無駄だろうと思った。



現に今、お姉ちゃんの目が言ってる。

『大人しく黙ってろ』って。