「まずは、その傷のことから話してみろ」 「...うん」 「ゆっくりでいいから」 私の背中をトントンと叩きながら「な?」と言い優しく見つめてくる斗真。 そんな斗真を見て話そうと思えたのは、私が斗真を信頼してる証だ。 「この傷は、.....お姉ちゃんにやられたの」 小さな声でそう呟くと、斗真は一瞬顔をしかめた。 .....そうだよね。家族に暴力振るわれるなんて普通じゃないもんね。