私はまだ昨夜のショックを引き摺っていて、うまく笑えなかった。

みなみを抱くのすら、罪悪感と苦しみでツライ。

ゼンさんは励ましてくれたけれど、母親失格という言葉が頭の中で回っている。
自分の子どもを愛せない女なんて、最悪だ。


「それじゃ、そこに横になってもらおうかな」


私は天地さんの言う通りにベッドに横になる。
温かい蒸しタオルが胸に置かれ、天地さんによる母乳マッサージが始まった。

前回はつまりを取るのがメインだったし、炎症が起きていたからとても痛かったけれど、
今回はそれほど痛くない。

むしろ、コリをほぐされているようで心地よい。


「最近、ママの方は調子どう?」


天地さんが世間話的なノリで聞いてくる。
私は精一杯明るく返そうと笑ってみる。


「あはは、もう全然だめです。私なんか……悪いママです」


呟いた声はかすれていた。