それから食べていると、 隼人はコーヒーを飲んでいた。 「隼人、食べないの?」 「昼はな」 お昼ごはん食べないんだ…。 「美味しいよ? イチゴクリームパン! ほら、食べて見て?」 「甘いのは苦手だ」 えー…美味しいのに〜 「なら、クリームじゃないとこ! ほら!」 そう言って、 口元に持って行くと、 渋々食べてくれた。 「あめぇ…」 「甘くないよ! あ、隼人、 サンドイッチ食べたらいいじゃん」