俺はこんなにも好きなんよ。


あの日、俺は見てしまったんや。


「あ、あいちゃん…?何しとるん?」





夜中、愛する君についていったら。

それは俺が、一番会いたくない人が居た。



相思相愛。



それだけが脳裏に過ぎる。



「…センセーと生徒ちゅーもんは、こうやって恋愛するんやな」


涙が滲んでいくのが分かる。



「…馬鹿やな。俺」



あいちゃん、辛いだけの恋愛やったら。

俺、もう諦めてええんやな。