がさつ女子の恋事情



A子率いる三人がこちらに向かって歩いてきた

そして…



「ちょっと来てくれる?」



ええええええええ



私なんかしたっけ

こわいこわいこわい




そのまま私は人気のない階段下まで連行された




これは、やばい雰囲気だ





あと、ツッコミいれたいところはいっぱいあるけどその中でもバケツを持ってることを一番にツッコミたい




聞きたい。



『なぜ、バケツを持っているのですか』




聞きたい。



でも怖いのでそこには触れずにいた。






そんなことを考えていると
A子が口を開いた




「あんたさぁ、もう日向くんに近づかないでくれる?目障り」




「はい?」



なんで橘?



「あんた日向くんのこと狙ってるんでしょ?」




狙ってる?私が?橘を?




え、それって、え?

好きってこと?私が?橘を?




…っはああああああ!?




いやいや待て、聞き間違いか?





「聞いてんの!?」





「あの、ごめん、ちゃんと聞こえんかったからもっかい言うてくれん?」




イライラしたのかさらに声が荒々しくなった




「だから!あんた日向くんのこと狙ってるんでしょ!?もう近づくなって言ってんの!」




えええええええええ





ちょ、え、この子らもの凄い誤解してるやん!!