『うわっ次数学?
もう眠い帰りたいー』
3限目に大嫌いな数学があると知り私は一気に気力を無くし大きなあくびがでた
「冬!足!
パンツ見えるでしょ!」
椅子の上であぐらをかいて座っている私を見かねた世話焼きな友達が私の足に平手をうった
『心配無用だよ
誰も私のパンツに興味はない』
「何言ってんの!
もう、冬も女の子なんだからちゃんとしなよー…
あんたの将来が心配でしょーがない」
『じゃあ、もし宛がなかったら嫁にもらってね』
「私が欲しいのはかっこいい旦那ですから」
『しょせん夢は夢でしか…』
「小鳥遊、表出ろ」
今日もいつも通りの日常
いつも通り学校に来て、勉強して、ごはん食べて、友達と話して、帰って、寝る
そんな「日常」がずっと続けばそれで十分だと思ってた