『雪兄、』


雪「分かってるよ、これだろ?」


『ええ…。探してたのよ、この指輪』


谷「っそれをどうする気?まさか、唯くんに渡すとでも言うの?無駄よ、唯くんはわたしの婚約者だもの!そうだよね、唯くん」


唯「は…?」


谷「これまでわたしのところに来てくれなかったのは、準備してたからだよね?ちゃんと分かってるよ?だから、わたしも学校休んで、唯くんの為に準備してたの」


唯「意味が分からない…」


柚「そうなの?」


唯「そんな訳無いでしょ…」


谷「唯くん…?」


ああ…、笑いが止まらない。