桜の誓い 2

雪兄が、ステージ袖のカーテンを開けて待っている。


「…っ、眩し」


朔『おー。好き勝手やってるね、谷山夏帆』


本当に、まるで自分がお姫様かのように振舞って、我が儘をしてる。


「馬鹿みたい、ね?」


亜「ホントの事言わないのー。でもま、ここまでやってるとは思わなかった」


雪「げ、何だあの格好。キモ」


朔『桜、』


?「桜…?」


あ、唯斗…。


それに、胡桃たちも来てたのね。


谷「貴方、何のつもり?今更…」


胡「桜、あんたよくわたし達の前に出て来れたわね」


柚「お姉ちゃん…」


唯「さあちゃん…?」


やっぱり、皆私の事恨んでるわよね。