朔「これからやるのは、もしかしたら桜を傷付けてしまうかもしれない。でも、これが終われば、きっと…」


「それは良いから、話して」


朔「うん。桜には、このくだらないゲームに幕をおろして欲しいんだ。桜でないと、出来ない事なんだ」


幕を、おろす…。


「意味が、わからないわ」


雪「簡単だ。お前が、お前らが幸せになる為に動けば良いだけだ」


「だから、」


雪「何も考えなくて良い。準備は全て済ませてあるからな」


準備って、


朔「そろそろ、だよ。行こうか」