桜の誓い 2

朔「無理なんかしてないよ。自分が桜と出掛けたくて言ったんだけど、それじゃ駄目かな?」


「でも…」


何だか申し訳ないわ…。


「…本当に無理をしている訳では無いのよね」


朔「勿論。桜に嘘をついたこと、今までにあった?」


「ええ」


朔「即答か…。んー、でも本当に大丈夫なんだけどな…」


…、まあ確かにちゃんと寝ているみたいだし、息抜きとしてならいいかしらね。


「分かったわ。行きましょうか、お出掛け」


でも、


「息抜きとして行くんだからね?疲れたら直ぐに私に言う事!」