全て分かった上で、僕の一か八かの計画に乗ると言ってくれてるんだ。


…それなら、逃げずに話すしか選択肢なんてないじゃないか。


「本当に後悔しない?」


蒼「総長の決断だ。後悔なんてしない。任せるよ、全て」


「分かった、それじゃあ話そうか」


…計画は、あの日から考えていた。


桜ちゃんが居なくなった日から。


すべてが動き始めていた。