蒼「あ、勿論唯斗にも幸せになって欲しいんだからね?」


「ん、分かってる」


蒼「…ただの自己満足なんだよ。恩返しなんて上辺だけで、本当は、二人を救ったんだ、笑顔に出来たんだって…その気持ちを味わいたいだけなんだよ、きっと」


「そんなこと…!」


蒼「ごめん、ネガティブに考え過ぎた。とにかくね?俺らは自分で首を突っ込んだんだ。唯斗が責任感じることないからね」


やっぱり最初から分かってたんだ。


僕がこれから話す考えが、いや、計画がどれだけ危険な事か。


そして、最悪の場合どんな悲劇を引き起こすかを。