胡「もういいでしょ。何であんな裏切り者なんかの為にこんなに悩まないといけないの。それこそ時間の無駄でしょ」


翔「…胡桃、止めろ」


胡「何？だって本当のことでしょ」


藍「胡桃…」


孝「止めろって言ってるだろ」


胡「…いい加減にしてよ！いつまでそうやってるつもりなの？！」


胡桃ちゃん…？


胡「あの子が言ってた事が全てでしょ？！こんなに簡単に離れたのだって、私たちのことなんとも思ってないからでしょ？！それをいい加減気付きなよ！」


翔「だとしても！唯斗の言っていた通り、俺たちは沢山救われてきたんだよ！」


胡「でも！」


－ガンッ


「…っ？！」


賢「止めてくださいよ。今ここで喧嘩してる場合ですか？俺らが今やらないといけないこと、もっと他にあるんじゃ無いんですか？」


雅「俺と賢人は、桜に助けられてないから、その分冷静ですよ」


…そうだ。


こんな時だからこそ、しないといけない事があるんだ。