寝かせた翔斗にりんはすぐさま体温計を入れると、 イチゴのピン留めを外して冷えピタを貼る。 少し落ち着いたところで、 手際が早いりんを呆然と見ていたバスケ男は当然の質問をしてきた。 「先生は?」 「今、会議中で」 「そっか……大丈夫だよな?」 そう言ってバスケ男は熱でうなされる翔斗に視線を向けた___ その目には、 何故か親心みたいな温かい気持ちが見えた。 親心は言い過ぎか。