小さい私のステキな彼氏


「ぼ、ぼく、しじま はると」

しじまはると...志島?

「え、うそ、、、志島?」

もしかしたら、志島さんの子供だったりするのかな?

「おねえちゃん?大丈夫?」

「え?うん。大丈夫だよ!」

いや、違うよね!きっと!

「ちよ、あそこでアナウンスしてもらえるんじゃない?」

ののちゃんが急に話しかけてきた。

ののちゃんが言ってる場所は迷子センター

「あ!そうだねー!はるとくん、あそこでお兄ちゃん探してもらうね!」


私が春斗くんに向かって言うと春斗くんは笑顔になり、大きく頷いた。