純情ラバーズ






氷野くん、ずばり的中。


……まあ、わざわざ放課後に呼び出されてする話ってそんなんしかないか。



「ちゃんと勉強するの?」


「あ、あた、あたりまえじゃないじゃないですか!」


「どっちなの、それ」



おかしそうに笑う氷野くん。


ああ、テンパってわけのわからない日本語になってしまった……。



「ま、まあ……人並みにはします、たぶんきっとおそらく」


「それ、しないだろうね」



たぶんきっとおそらく……氷野くんの言う通りになるんだろう。


がっくりと肩を落とす。


ひとりでまじめに勉強できる気がしない。



「……つき合おうか?」