純情ラバーズ






手にはエコバックを持っていて、ジャージ姿まで、氷野くんが着るとさまになる。


そして……。



「メガネしてる……!」



黒縁で、だ円形のメガネ。


髪がメガネに少しだけかかってて、なんだか色気さえも感じる。


か、かっこよすぎる……!



「そんなにめずらしい?」



ふしぎそうに氷野くんが首をかしげる。


そのしぐさもかわいくて、わたしの頭はオーバーヒートしそうだった。 というか、した。



「いや、えっと……メガネも似合ってるなって……あっ、なんでもないです!」



なに正直に答えてるんだ、わたしー!


恥ずかしい! 穴にうまりたい!