純情ラバーズ






「ひゃっ……」



わたしの背中はソファーにうもれて、視界には氷野くんしか入らない。


なっ、氷野くんがこんな強引なことすると思ってなかった……。



戸惑う気持ちはあるのに、うれしい気持ちのほうが勝っていた。


ドキドキして、口から心臓が飛び出そうなくらい。



「……1回しか言わないからね」


「へ?」


「次に言うのは、結婚するときかも」



キスできそうなくらいの近い距離で、結婚という言葉を口にする氷野くん。



両思いになったときだって、恥ずかしそうにくれた言葉。


次は、なにをもらえるのかな……。