純情ラバーズ






それから、約1時間後。



「うっわ、自分が気持ち悪い……」



ねこ娘の衣装をきてみて、ひとこと。


思ってたよりワンピースの丈が短く、太い足がさらされている。



衣装はかわいいのに、もったいない。


わたしがきてよかったのか……疑問だ。



「メイド喫茶にいそう……。 うん、百華かわいいよ」


「へっ? あー、アリガトウ」


「なんでカタコトなの」


「いや、お世辞には慣れてないもので」


「お世辞じゃない! はやくいけ!」



なぜか怒ってドアを開けたありちゃんは、わたしの背中を押した。


そのまま、控え室の外にはじき出される。