純情ラバーズ






「着替えは暗幕の裏か控え室でしてって。 控え室は女子しか入れないらしいから」


「うん、わかった!」



ありちゃんと立ち話をしていると、今いるスペースと暗幕で隔たれた向こう側がにぎやかになってきた。


わあー! ついに始まる!!



「それじゃ、わたし持ち場についてくる」


「うん! ありちゃんがんばって!」



ありちゃんを見送ってから、わたしは暗幕をすり抜けて教室の外に出た。


廊下にはさっそく生徒の列ができていて、すごくうれしくなった。



はやくわたしもおどかしたいな〜!!


なんて思いながら、控え室を目指した。