純情ラバーズ






はっきりとうなずけず、あいまいに笑ってみせる。


わたし、すごい気合入れてホラーな看板を作ったんだけどな……。



「それじゃあ、よろしくね!」


「あっ、うん! ありがとう」



先生が入ってきて、その子はあわてたように席に戻っていった。


わたしも席について、机にねこ娘の衣装を置いた。



「おはよ、茅ヶ崎」


「柴くん! おはよ〜」


「茅ヶ崎の衣装、それ?」



柴くんがねこ娘の衣装を指差しながら、首をかしげる。


ぱっちりした目をした柴くんのしぐさは、すごくかわいい。



「そうだよ〜! わたし受付しかしないと思ってたんだけどね」