純情ラバーズ






「っ、え!? こ、これは……」



予想していたより、布の面積が少ない。


食い入るように衣装を見るわたしに、女の子はうれしそうに笑う。



「ねこ娘だよ! 百華ちゃんにはかわいいのやってほしくて、満場一致だったの!」



それはすごくうれしいけど、なんでこんなに丈が短いんだ……!


両手で肩あたりを持って、広げる。



まっかなワンピースで、ひざ上15センチくらいの丈。


お化け屋敷というより、メイド喫茶とかにいそうな格好だな……。



「お化け屋敷だけど、怖いばっかりなのもつまらないでしょ?」


「そ、そうなの、かな……?」