純情ラバーズ






「ちょ、百華、看板は!」


「大丈夫、すぐ戻ってくるから!」



机はうしろに下げていて、みんな床で作業を行っている。


もちろんみんな話しながら作業していて、わたしが抜けようとバレない。



「あれ、百華ちゃん? どうしたの?」



廊下にもダンボールや厚紙が広がっていて装飾をつくる女の子に声をかけられた。



「ごめん、ちょっと抜けるね!」


「そっか〜」



その子の返事に微笑んで、わたしは3組のドアにはりついた。


廊下もにぎわってて、八高祭が近づいてるんだなってわくわくするな〜!



「なーに、ももちゃん。 偵察?」