純情ラバーズ






「いや、あのっ、違います!!」



自分で言っててなにが違うのかわからないけど、いやな予感がした。


わたしと柴くんの机の上に手を置き、先生はにやりと笑った。



「このふたりに実行委員を任命しまーす」


「なっ!?」



横暴だ! すこし話してたくらいで!


やりません、と言おうとしたとき周りから拍手が聞こえてきた。



「百華ちゃんがんばれ〜」


「柴しっかりやれよー」


「百華のおばか」



横向きに座りこっちを見るありちゃんが、あきれたように笑う。


だから、ありちゃんは話そうとしなかったのか……!