「でも、たぶん聞こえてないです。 告白して逃げましたから」
「いいねぇ、若いねぇ〜」
「茉美さん!」
若いねぇ、って! 茉美さんわたしと年齢3つしか違わないし!
さっきからすごく楽しそうだし!
「あは、ごめんごめん。 でもそれ、全然いいでしょ」
「なにがですか?」
「百華ちゃんは十分蒼くんを翻弄してると思うよ〜?」
わたしが、氷野くんを翻弄……!?
ばかなことを! 茉美さんはばかじゃないけど!
「ま、百華ちゃん青春を楽しめよ!」
「意味がわかんないです!」
励ましてくれているのか、からかっているのかわからない!



