純情ラバーズ






おみやげの包みを受け取ってそう言うと、茉美さんは「そのつもり!」と楽しそうに笑った。



茉美さんと話すの久しぶりだな〜!


ぐうぜん会って立ち話ならよくするけど、家で話すのはあいさつのとき以来かも。



「八つ橋だ……! 京都にいったんですか?」


「そうなの、サークルの仲間とね〜」



キッチンで、コップふたつに冷たい麦茶をそそぎながら茉美さんと話す。


サークルかぁ。 大学っぽくてうらやましいなー、その響き!



「茉美さんって、バスケやってるんでしたっけ?」



テーブルに麦茶の入ったコップを置いて、茉美さんの向かい側に座る。


茉美さんは「ありがとう」と言ってから、うん、とうなずいた。