純情ラバーズ






「マジです。 茅ヶ崎のお母さん、本人に話すのはまだ先っておっしゃってたけど、やっと聞いたんだな」



わたしの反応にふうん、と納得したようにうなづく先生。


お母さんめ……そんな前に決まってたことなら、もうちょっとはやく教えてくれてもよかったよね。



「大変だなー、茅ヶ崎。 高校生でひとり暮らしとか考えられないな」


「うわ、他人事!!」


「他人事だからしょうがない」


「先生の薄情者ー!!!」



ここはもっと担任らしい、頼りになるって見直すようなひとことをさあ……!


ぶつぶつ文句を言っていると、先生がははっと笑った。