朝は、前から登校時間が違っていたから、問題なかった。
でも、帰りは真琴ちゃんといっしょにいるところを見たくなくて、時間をずらしてたんだ。
バイトまで時間があるありちゃんと教室に残っておしゃべりしたり、ひとりのときは図書室にいったり。
……そうまでして、避けていたのに。
「……や、ごめん。 最近ももに避けられてること、わかってんだ」
「!」
氷野くんは切なそうな顔で笑うと、わたしの隣に並んだ。
な、なにそれ……避けられてるって、自覚してるのに、話しかけてくれたの?
わたしだったら、避けられてる相手に声をかけることはできない。



