純情ラバーズ






こんなの、ただのウワサ!


わたしがつきまとってるようなもんだよ、ほんと! 笑えるくらいだよ、余裕余裕!



「いっそストーカーになるか!」



開き直ってさ! 氷野くんにとっては迷惑しかないけど。


なんて思いながら、またアイスをぱくりと食べる。


アイスのせいかなんなのか、ひやりと寒気がした。



「……わたしは」


「ん?」


「なんて言われようと百華の味方だから。 忘れないでね」



ちょっと恥ずかしかったのか、うつむいてアイスを食べるありちゃん。


いい友達を持ったなぁ、わたし。


ありちゃんに「ありがとう」と微笑んで、アイスを一気に食べた。